頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう。

2004年09月

昨日の帰りのこと。
ぼくの前を、『井運送』と書いたトラックが走っていた。
「これ、いったい何と読むんだ?」
ぼくはずっとそれを考えていた。
単純に「“い”うんそう」でいいのだろうか。
それとも、北野井子のように、「しょう」と読むのだろうか。
もしくは「せい」と読むのだろうか。
おそらく創業者の姓からつけた社名だろうが、こういう読みがわかりづらい字は、ひらがなかカタカナで、もしくは他の名前、例えば『丼運送』にするとかしてもらいたいものだ。
この運送会社を電話帳で探す時、どの行で引いたらいいのかわからないではないか。
自分だけわかればいい、というものではない。
現代人は忙しいのだから、相手にわかれと言うのが無理な話である。
運送業とはいえ商売なのだから、読みやすく覚えやすいネーミングにしたほうが得だと思うのだが。

そういえば、この『井』という名前は、何年か前に仲間と佐賀県にドライブに行った時、頻繁に見かけた。
その時も、「あれは何と読むのか」と頭を悩ませていたものだ。
結局その時、その読み方を知っている人がいたので答が出たのだが、それが『しょう』だったのか『せい』だったのか、はたまた『い』だったのかは記憶が定かではない。
もし『い』だったら、日本の場合『さん』とか『くん』といった敬称をつけるわけだが、『いくん』『いさん』、実に言いにくい。

ところで、昔大分に行った時、昼食にうどん屋に入った。
メニューを見てみると、なんとそこに『井物』と書いてあるではないか。
もちろん『丼物』のことである。
その間違いが意図的なのか、それともミスプリントなのかは知らない。
『カツ丼』や『天丼』などは、ちゃんと『丼』になっていたのだが、その数ある『井物』の中の『親子丼』だけは『親子井』になっていた。
さて、実際こういう名前だったとして、店主はいったい何と読ませるのだろうか。
「すいませーん。『おやこい』下さい」なんだろうか。
それとも、「大将、『おやこしょう』一丁」なんだろうか。
ま、その頃のぼくは、『井』の音読みが『しょう』だとか『せい』だとか知らなかったので、ミスプリントだろうと思い、ふつうに「すいません、『おやこどんぶり』ください」と頼んだのだが、それでよかったのだろうか。


台風21号の影響で大渋滞が予想されたため、今日はいつもより20分早い8時40分に家を出た。
最初は順調に走ったものの、途中からは予想通りの展開になった。
会社に着いたのが、いつもどおり9時25分だったから、45分かかったことになる。
だが、20分多く車に乗っていたことが苦痛だったわけではない。
普段は聞けないラジオ番組が聞けたり、タバコが2本吸えたりと、まずまず快適な時間を過ごしていた。

とはいえ、ひとつだけ気にかかることがあった。
それは燃費の問題である。
昨日ガソリンを入れたのだが、燃費が7キロを切っていたのだ。
今の車を買って以来、燃費は9~10キロを維持していた。

昨年のことだった。
燃費が8キロを切って焦ったことがある。
ぼくは車のことに疎いので、そのへんのところを詳しい人に尋ねてみた。
その人は「オイル交換をしたか?」と聞いてきた。
そういえば1年近くオイル交換をやった記憶はない。
そこで、その人に頼んでオイル交換をしてもらった。
「これで万全」と、次の給油を楽しみにしていた。
ところが、次の給油の時に燃費を見てみると、若干は改善されたものの、あいかわらず8キロを切っている。
ぼくはすぐにその人に電話した。
「今日ガソリン入れたんやけど、あいかわらず燃費が悪いんよね」
「あんた、どこでガソリン入れようと?」
「×石油やけど」
「×石油?‥‥。ああ、あの安売りの」
「そうそう」
「だめだめ、そんなところで入れたら」
「え?」
「ちゃんとした所のガソリン入れんと、燃費だけじゃなく、エンジンも悪くなるよ」
「そうなん。じゃあ、どこで入れたらいいと?」
「おれは○町の○石油で入れようよ」
「ああ、○町の○石油か」
○町なら、嫁さんの会社の近くである。
嫁さんを迎えに行ったついでに入れればいい。
ということで、それ以来そのスタンドで入れている。
もちろん、燃費は元に戻った。

ところが、今回はそれよりも1キロ近く下がっているのだ。
いろいろ原因を考えてみたが、思い当たる節がない。
オイル交換もやっているし、そのスタンド以外ではガソリンを入れていない。
考えられることと言えば、最近頻繁に起こる大渋滞である。
今日のような「ノロノロ→ストップ→ノロノロ→ストップ→」が、燃費悪化の大きな原因になっているのだ。
1リットル当りのガソリンの価格は、今年に入って10円上がり20円上がりした。
それに歩調を合わせるかのように、大渋滞が増えてきた。
昨年は、軽い渋滞はあったものの大渋滞は希で、月2,3度のことだった。
ところが、ガソリンが高騰しだした頃から、その大渋滞が増えていき、今では週に2,3度になっている。
もちろん、事故や台風などの影響もあるのだが、そんなに頻繁に起きるものではない。
「これは裏に何かある」

2本目のタバコを吸いながら、ぼくはそんなことを考えていた。


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昨日今日続けて、曇時々雨という天気だった。
こういう天気の時は、ろくな写真が撮れない。
ということで、今日はお気に入り、というより何となくいい写真を上げます。


先月から、ホームページの見直しをやっている。
現在、ぼくは3つのホームページを持っている。
ま、3つと言っても内容は同じなので、特に意味はない。
ただサーバー側が「使わせてやる」というから、「じゃあお願いします」と借りているだけなのだ。
当初はすべて同じホームページだったのだが、それでは面白くない。
そこで『しろげサイト』というのを始めた。
『頑張る40代!』のトップがゴチャゴチャしているので、シンプルなもの、というよりトップにタイトルしかないものを作ったのだ。
しかし、それも見慣れてくると面白くない。
ということで、今回の見直しと相成ったわけだ。

どんな見直しをしているかというと、ある所では日記サーバーをブログにしたり、ある所ではトップページを変更したり、またある所では両方を一度に変えたり、といったことをやっているのだ。
その中で一番大変なのが、日記サーバーをブログにする作業である。
何せ、3年半以上毎日つけている日記だから、その量たるや膨大なものがある。
しかも、ご苦労にも、その作業を二つのブログでやっているのだ。
つまり、7年分やっているということだ。
毎日の日記をひとつひとつブログに書き込んでいくのだが、日にちを間違えたり、カテゴリを間違えたりしないように神経細かくやっている。
間違えると、修正するために書き込み以上の時間がかかるためである。
そういうことに気を遣っているため、仕事の日は1ヶ月分を書き込むのがやっとである。
休みの日にまとめてやっても、3ヶ月分も書き込むと飽きてしまう。
そのため、どちらのブログもまだ未完成である。

トップページの変更も大変である。
トップをやり直すと、それに合わせて各コンテンツの色合いなどもやり直さなければならない。
エッセイなどは、それだけにとどまらない。
まとまりを持たせるために、文字の大きさなど一貫性を持たせなければならない。
そのために書き直しを余儀なくされることもある。
とはいえ、こちらのほうは何とかまとめ上げた。

ということで、しばらくしろげしんたのサイトは安定しませんが、大目に見て下さいませ。
ちなみに今一番安定しているサイトは、おなじみの、
http://beatles.to/shintaと、
新しく参入した、
http://shinta.livedoor.biz/home/でございます。

ところでこの二つのサーバー、上が楽天で、下がライブドアなんだよなあ…。


聞き手;10代と20代で一番変わったことは何ですか?
しんた;人の目を気にしなくなったことですね。
10代の頃は、何か自分が特別な人のような気がしていたんですね。
ところが、20代に社会に出てみて、そうではないことがわかった。
何でわかったかというと、周りの人がみな「自分は特別だ」と思っていたからです(笑い)。
「なーんだ。みんな特別だと思っているのか。ということは、おれは特別じゃないやん」
そういうことがわかってから、急に人の目が気にならなくなった、というより気にする必要がなくなった、というわけです。

聞き手;20代と30代ではどうですか?
しんた;そうですねえ。人目を気にしだしたことじゃないですか。
聞き手;えっ!?20代で人目が気にならなくなったって言ったじゃないですか。
しんた;ええ、言いましたよ。
聞き手;どういうことでしょうか?
しんた;20代の頃に人目が気にならなくなったというのは、自分の能力に対してでした。
でも、人間それだけじゃないでしょ。
そう、肉体的なものもあるんです。
ぼくは20代後半から白髪が増えだしたんです。
最初はそれほど気にならなかったんですが、ある時横の方に白髪の固まりを見つけましてね、それから人目が気になりだしたんです。
聞き手;なるほど。
しんた;サイドの白髪というのは悲惨ですよ。
実におっさん臭く見えてしまう。
特に床屋に行った後がひどかった。
白髪というのは髪を切ると目立つんですね。
もう髪の毛のほとんどが白髪じゃないのか、と思ったくらいです。
しかも髪を切ると白髪ばかり立ってしまうんです。
聞き手;しかし、ハゲじゃないわけですから、そこまで気にしなくてもよかったのでは?
しんた;そう思うでしょ?それが違うんですよ。
人はハゲも白髪も、同じく老化現象として捉えている。
何度も心ない人から「白髪じじい」なんて呼ばれましたよ。
自分より年上の人から、「おっさん」などと呼ばれたり…。
聞き手;何か白髪対策はされたのでしょうか?
しんた;はい、やりました。
何とかならないものかと、いろいろ努力をしました。
きな粉ドリンクがいいと聞けば、きな粉ドリンクを飲む。
塩で頭を洗ったらいいと聞けば、塩で頭を洗う。
アロエがいいと聞けば、アロエを頭に塗りたくる。
が、結局どうにもなりませんでした。
そこで最後の手段『白髪染め』に走ったんです。
ところが、それがまた人目を気にする原因になりましてね。
どうも人の目が自分の頭を見ているような気がして、染めた直後であれば「染め残しがあったんじゃないか」とか、髪が伸びてくれば「根元の白さが目立ってきたんじゃないか」とか思ったりしてね。
まったく気の休まる暇がなかったですよ。

聞き手;では、30代と40代で変わったことと言えば?
しんた;人目を気にしなくなったことです。
聞き手;・・・、また戻ったんですか?
しんた;ええ。
聞き手;今度はどうされたんですか?
しんた;白髪が気にならなくなったんです。
聞き手;ほう。
しんた;結局、最終的には染めるのをやめたんです。
聞き手;それはどうして?
しんた;皮膚をやられましてねえ。
かさぶたが出来て、ひどい時はそこから出血までする。
また、染めてから2週間もたつと白髪が目立ってくるわけですが、染めてない頃は前と横だけにしかなかった白髪が、頭全体に広がっている。
「これはいかん」と思いやめたわけです。
やめてしまうということは、白髪を受け入れるということですから、その覚悟が必要になる。
覚悟が出来てしまうと、もう白髪のことなんて気にならない。
白髪が気にならなくなったので、自ずと人の目も気にならなくなった、ということです。

聞き手;今日は眠たい中、どうもありがとうございました。


20040926.jpg

雲の隙間から覗いた太陽を撮ってみた。
が、その上にあるオレンジ色の光が気にかかる。
あんなの撮った記憶はないのだが…


9月に入ってからずっと面白くない。
毎日毎日面白くない。
何が面白くないのかと問われても、「これだ」と答えることは出来ない。
毎日そのメニューが違っているからだ。

過去の失敗が妙に引っかかる日もある。
それも、「何であんなことをやったのだろう?」という後悔ではなく、今ここにその過去があるような錯覚に陥り、その失敗がどうしても埋まらない、というもどかしさを感じているのだ。

ちょっとしたミスにこだわる日もある。
例えば今日、昨日の日記に誤記があったのを見つけたのだが、会社にいるため、それを書き直すことが出来ない。
ここは諦めて、家に帰ってから書き直せばいいものを、一生懸命、ケータイで書き直せないものかと悪あがきをやっている。
しかし、結局書き直すことは出来ない。
おかげで、イライラは募るわ、パケット代は遣うわで、さんざんな目にあってしまった。

今日はもう一つのイライラもあった。
それは、見たこともない『逃亡者』の予告編を見て、「いったい犯人は誰なんだろう?」と悩んでいたのだ。
もちろん見たことがないのだから、出演者もわからない。
それでも、一生懸命考えている。
ふと我に帰った時、「何で、こんなことを必死に考えているのだろうか?」と思ったものだった。

その見たこともないドラマの犯人捜しをやっている、バカな自分を見つけた時だった。
面白いことがやってきた。
先日この日記に書いたヒロミからメールが届いたのだ。
そのメールには、
『暇やけしんたさんのホームページ読んだよ(絵文字)
ヒロミちゃんのコーナー笑えるけ、トモダチにも紹介したいんだけど、“ヒロミちゃん1”は誰にも見せられんやん(絵文字)』(原文一部修正)
と書いてあった。

“ヒロミちゃん1”と言われても、何を書いたのか忘れてしまっている。
普段なら躊躇せずにケータイを見るのだが、日記修正に挑んだため、今日でパケットの限度額を超えたはずだ。
そこで、ぼくの日記を毎日読んでくれているパートさんに、事情を言って聞いてみた。
するとそのパートさんは、「そりゃそうやろうね。あれは見せられんやろう」と言う。
「おれ、何か書いとったかねえ?」と聞くと、「うんこの話よ」と言う。
そうか、あれは見せられないだろう。
ウソならともかく、本当のことなんだから。

その後、ヒロミと何度かメールのやりとりをしていたのだが、最後に『“ヒロミ1”をミサ(娘)といとこに読ませたら、爆笑でした』というメールが着た。
何とか言いながらも、ヒロミは読ませたのだ。
早く『トモダチ』にも読ませてもらいたいものだ。


20040925.jpg

郊外の新興住宅地にて。
あの雲の下に玄界灘がある。


暫定だからそうなのかは知らないが、今日のスポーツニュースや新聞を見てみると、ダイエーホークスの松中選手の扱いがやけに小さい。
会社でとっているスポニチを見ても、一面はオリックスバファローズの監督に仰木彬氏確実という記事、二面に昨日本拠地での最終戦を行った近鉄バファローズの記事で、三面は日本ハムファイターズ3位決定でプレイオフ出場、まだまだ松中は出てこない。
四面を開くとようやく松中の記事が載っていた。
しかし、それだけは左隅にちょっと載っているだけで、紙面を埋めつくしているわけではない。
その面のメインは、楽天参入の記事である。

おいおい3冠王だぞ、3冠王!
球界の歴史の中でも、まだ6人しか達成していない3冠王だぞ。
長嶋もイチローも松井(秀)も達成したことがない大記録なんだぞ。
まだスト代替試合の可能性もあるので、選挙で言うところの『当確』なわけなんだが、それを言うなら日ハムの3位だって暫定なんだから同じだろうが。
日ハムの3位が、3冠王より上を行っているとでも言うのか。
どちらが上を行っているか、そんなことはど素人でもわかることだ。
それをマスコミ業界の人たちはわからないらしい。

中には、「カブレラがフルシーズン出場していないから、価値のない記録だ」と思っている人もいるかもしれない。
それは、「イチローが抜けた後のパリーグの首位打者は価値がない」と言っているのと同じことだ。
「王が引退した後の、セリーグのホームラン王は価値がない」と言っているのと同じことだ。
選手たちは、過去や『たられば』と闘っているわけではない。
今、ここにある現実と闘っているのだ。

百歩譲って、まだ暫定だからニュースバリューがないとしよう。
では、これが決定となった時、マスコミ各社は「3冠王だ、3冠王だ」と言って騒ぐのだろうか。
ぼくは、そうはならないと思っている。
よくて今日程度の扱いだろう。
もしその前日にイチローが258安打を打ったとしたら、もしその前日に落合中日が優勝したとしたら、いよいよ松中の3冠王なんて載せる場所が無くなってしまうだろう。
だいたいマスコミというのは、セリーグ=メジャー>>パリーグであり、在京球団=在阪球団>>>地方球団という図式である。
この図式通りにやるから、3冠王よりも元在京球団日ハムの3位を優先してしまうという、トンチンカンな紙面構成になってしまうのだ。

今年の頭、ぼくは産経新聞東京本社に電話して、購読をやめる旨を伝えた。
先方が「どうしてやめるのか?」と聞くので、「昨年の日本シリーズの時の、ダイエーの扱いに不満を抱いたからだ」と答えた。
産経新聞は、数ある新聞の中でも一番好きな新聞である。
そういう好きな新聞をやめてしまうほど、昨年の阪神一辺倒の記事(阪神が負けてもそうだった)には頭に来たのだ。
試しに、昨日から今日にかけて産経webで松中の記事を探してみたのだが、松中の「ま」の字も載っていなかった。
球界再編成だの改革だの叫んでいるが、その前にマスコミ業界のその凝り固まった頭を改革しないかぎり、いつまでたってもパリーグや地方球団は日の目を見ることはないだろう。


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