頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう。

カテゴリ: 動物日記

3日の日記に書いたとおりで、昨日から毎朝早起きして神社に行っている。
昨日も今日も6時半に家を出た。
途中に川があるのだが、そこにはけっこうたくさんの魚が集まっている。
そのたくさんの魚たちが、朝の光を浴びて機嫌がいいのか、元気よく跳ね回っていた。
昼間歩く時にも、その魚はよく見かけるのだが、その頃は泳いではいるが飛び跳ねるほどの元気はない。
川の中にいる魚といえども、一日の時間的な気に影響されるのだろうか。
そういえば、魚も夜に寝るという話を聞いたことがある。


いつものようにオナカ君とチャンポンを食べに行った。
今日は直方市のドライブインで食べた。
その帰り、飯塚から宮若を経由して帰ったのだが、そこで意外な音を聞いた。
ミンミンゼミの声である。
前にも書いたが、もうこのへんには生息していないと思っていたのに、いるところにはいるのだ。
ただ、それを聞いたのは山間部だけだった。
山を下りた時には、こちらと同じようにアブラゼミやツクツクボウシの声しか聞こえなかった。

何で北九州にミンミンゼミがいなくなったのかということを、車中オナカ君と話していたのだが、「おれたちが若い頃にミンミンセミを採り過ぎたせいじゃないか」ということになった。
つまり、セミといえばミンミンゼミだったから、そればかり選って採ってしまい、平野部では絶滅してしまった。
一方、アブラゼミやクマゼミは、当時箸にも棒にもかからなかったから、今でも残っている。
ということにしておいて、この話は終わった。
そういうわけで、とりあえず来年の夏まではこの説で行こうと思っている。


shirasagi.jpg

いつもウォーキングしている時に、こいつだけは撮っておきたいと思う被写体が二つある。
その一つが時々見かけるこの鳥だ。
ぼくが見かけた時、いつもこの鳥は川の中の魚を狙っている。
猫と同じように、ジッと構えているのだ。
隙あらば魚を拾い上げるのだろう。

ただこの鳥は猫のように間抜けではない。
猫は獲物を狙う時は無防備になることが多い。
そこを狙われ人間に抱きかかえられ、嬉しくもない猫かわいがりをされるわけだ。
しかし、この鳥は違う。
獲物を狙っている最中にも、周囲に神経を払っている。
ぼくのとの距離がかなりあっても、ぼくが写真を撮ろうと立ち止まった瞬間に、もう逃げる準備をしているのだ。
携帯を向けると同時に逃げたり、遠のいたりする。

おかげで、いつもいい写真が撮れないでいた。
とにかく色が周囲と同化しているし、ズーム機能に限界があるので小さくしか写らない。
今日の写真はたまたまである。
目一杯ズームインしたせいで画像が汚くなったものの、周囲の色と区別がつき、この大きさの画像が撮れたわけだから、ぼくとしては満足している。

ところで、もう一つの被写体は何かというと、カメである。
同じ川にいるのだが、昨日と一昨日、二日続けて見た。
それで写真を撮ってみたのだが、上記の通り携帯のズーム機能のせいで、小さなゴミが浮かんでいるようにしか見えないのだ。
ある人にこの写真を送ってみたのだが、「カメムシですか?」という返事が来た。
それで、また撮り直しということになったわけだが、あいにく今日は見つからなかった。

まあ、この携帯だから、よほど近寄って撮らないと、満足がいく大きさにはならないだろう。
とはいえ、近寄るには川の中に入っていかないとだめだし…。
やはり高性能のズーム機能を持つ携帯が出るまで待つか。
しかし、その頃にはもうカメはいなくなっているかもしれん。


猫が鳴いている
猫が鳴いている
今日の区切りを告げた寂しさか
届かぬ恋のいらだちか
実らぬ夢のむなしさか
彼らの一日は夜始まる
彼らの一日は夜始まる


何日かに一度、「今日は書きたくない」という気持ちになる。
そういう日は、これといった出来事もないし、ネタもヒントも思いつかない。
つまり書けないから、書きたくなくなるわけだ。
今日がそういう日だったりする。

それはさておき、このへんのセミは、夜中でもよく鳴く。
今は深夜なのだが、まだ「ワシワシ」言っている。
セミは成虫になってから1週間の命しかないと聞くが、その間ずっと「時間が惜しい。寝てなんかおれるか!」と言って、起きているのだろうか。
成虫とはいっても、人間で言えば老人なのだから、充分に疲れると思うのだが。

セミで思い出した。
このへんにはミンミンゼミがいない。
小学生のある時点までは「ミーン、ミンミン」という鳴き声がしていたと記憶しているのだが、それ以降プッツリと途絶えている。
中学3年の夏休みに、山口の秋芳洞に行った時、「ミンミン」という声を久しぶりに聴き、えらく感動したのを憶えている。

田舎の方に行けば聴けるかと思い、郊外に行くたびに耳を凝らしているのだが、郊外にもいない。
この間の日曜日にオナカ君と大分に行った時も、注意していたが、鳴いているのはアブラゼミとクマゼミとヒグラシぐらいで、ミンミンは鳴いてなかった。

オナカ君は「おまえが気がつかんだけで、ちゃんと鳴いとる」と言っていたが、毎年ぼくがこれだけ注意していても聞こえないのだから、やはり鳴いてないのだ。
きっとオナカ君の頭の中は、「夏=ミンミン」という構図が出来上がっているにちがいない。
だからいつも鳴いているように感じるのだろう。


2007semi.jpg

昨年は家に、スズメ蛾バッタなどがお目見えしたが、今年は何も来ないので、少し寂しい思いをしていた。
マンションの6階なので、あまり生き物は上がって来ないのはわかっているが、それでも少しは来てもらいたい。
と思っていたら、来ましたな。

窓の向こうから、「ジジ、ジジ」という声が聞こえた。
見るとセミだ。
鳴こうか鳴くまいか、迷っていたようだ。
さっそく携帯を持ってきて2枚写した。
撮った後すぐに見てみると、逆光でセミは真っ黒になっていた。
そこでセミの背中から撮ってやろうと、窓の外に手を伸ばした。
するとセミはそれに気づいて、「ジジ」と言いながら逃げて行った。
結局真っ黒なセミしか撮れなかったわけだが、補正して上の画まで持っていった。
何とか見られるでしょう?


nya.jpg

昔はこんな不細工なネコをよく見かけたものだ。
だが、最近このへんはノラが少なくなったせいもあって、あまりこういうネコを見なくなった。

さて、このネコの写真だが、昼間折尾の鷹見神社で撮ったものだ。
神社の階段を上っていくと、ちょうど踊り場の所で、大の字になって寝ていたのだ。
そこで、ちょっとちょっかいかけてやろうかと思った。
しかし、参拝前である。
畜生を触った手で、神様を拝むなんてもってのほかだ、と思い直しやめておいた。

境内には本殿ほか、いくつかの神社があったので、一つ一つ拝んでいった。
そのため、すべてが終わるのに30分ほどかかった。
もちろんその間はネコのことを忘れていたのだが、参拝を終えてから、
「そういえばさっきネコがいたなあ」、と思い出した。

しかし、いくら何でも30分も経っている。
さすがに、もうネコはいないだろうと思っていた。
ところが、参拝を終え、階段を下りてみると、まだいるではないか。
お目覚めしたばかりなのか、前足で顔をしきりになでていた。
ネコは非常にのんびりしていたが、ぼくの足音が聞こえると、急にハッとした表情に変わり、ダッと逃げ出した。
ところが、ぼくが「チ、チ、チ」と舌打ちして呼び止めると、なぜかネコは立ち止まった。
ぼくはゆっくり近づいていった。
でも、逃げない。

ぼくは胸ポケットから、おもむろに携帯を取りだして、カメラモードにした。
その間もネコはジッとしている。
そこで、ちょっと触ってやれと手を伸ばした。
すると逃げようとした。
しかたないので触らずに、カメラを向けた。
「えっ?」
このネコ、カメラを向けるとポーズを付けたのだ。
まあ、ポーズと言っても座るだけだが。
それでもぼくが撮っている間は、大人しく座っていた。

「これで慣れただろう」、撮り終えた後、ぼくはそう思ってもう一度手を伸ばしてネコを触ろうとした。
だけど、やはりダメだった。
ネコは階段を駆け上がって行った。


宗像大社に行ってきた。
毎月1日と15日に行くようにしているのだが、ここ最近はさぼっていたので久しぶりの参拝となった。
その宗像大社では今日から菊花大会をやっていた。
だが、ぼくはそういうことに興味がないので、長居せず、自分勝手なお願いだけして帰った。

その帰りのことである。
参道の池に鯉がいるのだが、そこで子どもたちが餌をやっていた。
餌を投げると、そこに大量の鯉が「カッポ、カッポ」という音を立てて群がってくる。
そういう風景をしばらく眺めていたのだが、鯉というのはその模様の優雅さに似合わず、実に意地汚い生き物だという感じがした。

尾ひれで近くにいる鯉をはねのけて餌を採ろうとするし、餌に届かない位置にいる鯉は、飛び跳ねて、餌付近にいる鯉に体当たりして餌を横取りしようとしているのだ。
その池には鯉だけではなく亀もいるのだが、鯉はその亀を尾ひれで追い払い、決して餌場に近づけようとはしない。
まあ、そういった姿が自然の本来の姿だと言ってしまえばそれまでだが、見ていてあまりいい気持ちはしなかった。

鯉といえば、由布院で見た鯉はすごかった。
決して狭いとは言えない池で飼育していたのだが、池の隙間が見えないほども鯉がいたのだ。
餌を与えると、鯉は一斉に暴れ出し、水しぶきがかかる。
異臭がしていたし、気分が悪くなったものだ。

やはり鯉を見るなら、澄んだ川や水路を少数で優雅に泳いでいる姿を見るほうがいい。
そうやって見せている観光地には魅力を感じるものだ。
水の清らかさもアピールできるので、いい印象を与える。
津和野や島原はそういうところだった。
津和野は和紙作り、島原は水の良さをアピールするために、鯉が効果的に使われているわけだ。

ただ、実際は、鯉は汚い水の中でも生息するというから、水のきれいでないところが『鯉の里』などと言って売りだそうとすると、返って逆効果になるらしい。
そういえば、どぶ川で錦鯉が泳いでいるのを見たことがあるが、なるほどいい印象は受けなかった。


クワガタ4000匹以上がお待ちしております!ぼくは社会に出るまで、本物のカブトムシやクワガタを見たことがない。
ぼくが住んでいるところは、かつては田舎と呼ばれた地域で、小学校の近辺は一面田園風景だった。
そのため、まず街中では拝むことの出来ないような、珍しい昆虫にはお目にかかっていたが、カブトムシだとかクワガタといった憧れの昆虫は見たことがなかった。
誰の夏休みの昆虫標本の中にも、そういう虫が入っていたことはなかったし、当時はデパートなどでもそういう虫を扱ってなかったので、図鑑だとかテレビだとかでしか見ることは出来なかった。

それに比べると、今は便利である。
スーパーやホームセンターはもちろん、ネットでも買うことが出来る。
さらに、優れものはこういうふうにオークションででも手に入るわけだからだ。
しかし、ン万円はきついなあ…。


ぼくはマンションの6階に住んでいる。
エレベーター待ちのイライラという欠点さえ目をつぶれば、あとは長所だらけだ。

長所を上げれば切りがないが、何よりもいいのが、この季節である。
昼でも夜でも、思いっきり窓を全開できるのだ。
何度も書いているが、ぼくと嫁ブーはエアコンがダメである。
とはいうものの、暑すぎるのも耐えられない。
そこで窓を開けることになる。
この階数だと、けっこういい風が入ってくるのだ。

さらにいいのは、蚊が入って来ないということだ。
マンションの横にちょっとした竹藪があるため、ヤブ蚊が発生しやすい。
おそらく、4階くらいまでの家には入ってくるのではないだろうか?
エレベーターを待っていると、よく蚊取り線香のにおいがすることがあるのだが、やはりけっこう多いのだろう。

さて、今日のことだった。
夜テレビを見ていると、小さな虫がぼくの目の前を飛んでいった。
ぼくは嫁ブーに「今の虫、何か?」と聞いた。
すると嫁ブーは「蚊みたいよ」と答えた。
「何で、こんなところに蚊がおるんか?」
「知らんよー。どっかから入ってきたんやないんね」
「どこから入ってくるんか?」
「あ、さっきしんちゃんがコンビニから帰ってきた時に、ついてきたんやないと?」
「ああ、エレベーターの中におったんやの」

そういう話をしていると、またしてもその虫は飛んできた。
やはり蚊である。
黒い体に、白いまだらが見える。
ヤブ蚊である。
そこでぼくは、手で叩いた。
しかし、その蚊は素早く手の間からすり抜け、逃げて行った。

それからしばらくして、今度は嫁ブーがその蚊を見つけた。
で、ぼくと同じように手で叩いた。
ところが、今度も素早く手の間をすり抜けていった。

こういうことを何度か繰り返したのだが、なかなか蚊は捕まらない。
そこで、蚊が体にとまるまで叩くのを待って、とまったところを叩きつけてやろうと思った。

目の前を、その蚊が何度か往復する。
そのうち、だんだん高度を下げてきた。
そして、思惑通りぼくの足にとまった。
「チャンスだ!」と思い、ぼくは手を振り下ろした。

ところがである。
勢いよく振り下ろした手は、蚊を潰す寸前になって、なぜかブレーキがかかり失速した。
マンガ『あしたのジョー』で、力石を死なせた直後のジョーのパンチが、そういうパンチだった。
顔面に当たる寸前で失速してしまうのだ。
そんなジョーのパンチを見て、段平は「蚊も殺せないようなパンチ」と形容した。
ということで、ぼくも蚊を殺せなかった。

その後、しばらく蚊は姿を見せなかった。
そのうちぼくたちも、蚊の存在を忘れた。
ところが、ぼくたちが見ているドラマの終わりがけになって、またもやその蚊は現れた。
またしても格闘が始まる。
しかし、今日は何度やってもだめだった。
結局、その蚊は死なないまま、まだ家のどこかにいるのだ。

例えば星占いなどは生年月日で占うが、蚊にも生年月日があるわけだか条件は人間といっしょである。
ということで、その蚊の今日の運勢は、きっと良かったに違いない。


前に、暇になると近くの貯水池に行って昼寝をしているようなことを書いたが、そこには今も行っている。
車のエンジンを止め、窓を全開していると、涼しい風が入ってきて気持ちがいい。
特に雨上がりに行くと、土の臭いがしてくるのだが、これがたまらなくいい。
まさに心身洗われるような気分になるのだ。

そういうのが気に入ってかどうかは知らないが、このところそこを利用する車が増えている。
この間、朝早く行ってみると、もうそこは車がぎっしり詰まっていた。
その多くが、企業名の入った車だったり、工事用のトラックだったりで、おそらくは仕事をさぼって来ていたのだと思う。
その駐車場は無料だし、奥まった位置にあるため幹線道路からは見えないから、さぼるには格好の場なのだ。

ところで、最近、コイツがよく登場するようになった。

karasu2.jpg

そう、カラスである。
昼寝をしていると突然パタパタという音がするので、起きて見てみると、車の横にいるのだ。
で、目が合うと、申し訳なさそうな顔をして、トコトコと歩いて他の場所に移動していく。

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このカラス、まったく人を恐れている様子ではない。
もしかしたら、ここで誰かが餌をやっているのかもしれない。
そのため人慣れしているのだろう。
人の顔を伺いながら、トコトコ、トコトコと駐車場内をうろつき回っている。
まず、街中では見られない光景である。


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