頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう。

カテゴリ: テレビ・芸能

最近、テレビは特番ばかりやっている。
番組改編時期なのでしかたないのだろうが、これが面白くない。
特に、それまでやっていた番組が面白かったりした場合は、なおさらだ。
野球も終わってしまったし、今週はスカパー!でやっている『ミナミの帝王』もお休みだし、次のドラマが始まるまでしばらくこの状態が続きそうである。

というわけで、面白くない秋の夜長に、何をしているのかというと、また『結婚できない男』を見ている。
やはりこのドラマは何度見ても面白い。
さすがに平成ドラマのベスト2位(日経エンタテインメント調べ)に、選ばれただけのことはある。
特番の時期こそ、くだらんバラエティなんかしないで、こういう面白かったドラマのスペシャルをやってもらいたいものだ。


いつもドラマ『プロポーズ大作戦』を見ている時に、東京にいた頃のことを思い出していた。
もちろん東京時代にタイムスリップを経験したわけでもないし、東京で愛の告白をしたという体験を持っているわけでもない。
でも、何か似ているのだ。

いったい何が似ているのだろうと、いろいろ考えていたのだが、最終回の今日、ようやくそれがBGMにあるという結論に達した。
『プロポーズ大作戦』の主題歌は、サザンオールスターズが歌っている。
それがドラマの中で効果的に使われていた。
ぼくが東京に住んでいた頃もうそうだった。
個人的なイベントがあるたびに、いつもサザンの歌がかかっていたのだ。

友人たちと西伊豆に海水浴に行った時もそうだったし、富士山に行った時もそうだった。
帰省の前日に飲み過ぎて、二日酔い状態で飛行機に乗ることになったのだが、その時友だちが羽田空港まで車で送ってくれた。
その時も、車の中ではサザンがかかっていた。
頭の痛みを抑えながら、サザンを聞いていた。
その当時かかっていたのは、当然のことながら今ヒットしている主題歌の『明日晴れるかな』ではなく、『勝手にシンドバット』であり『いとしのエリー』だった。

しかし30年近くも前の古い歌なのに、なぜ今につながるのかというと、それはサザンのサウンドの基本的な部分が変わってないからだと思う。
二十歳前後という多感な時期を、今も変わらぬサザンのサウンドとともに過ごしてきた経験を持つからこそ、ぼくはこのドラマに自分の過去を見る思いがして、愛着を持ったのだと思う。


夜、友人から電話が入り、ショックなことを聞いた。
石立鉄男が亡くなったのだ。
石立鉄男に関しては、このブログで何度か書いているが、ぼくは今でも彼のファンで、チャンネルNECOでやっている『雑居時代』などの再放送は欠かさず見ている。
ドラマが始まる前に、石立本人が出て「石立鉄男アワー」と言っている。
それを見るたびに、ぼくは『老けたなあ』と思っていたが、まさか死ぬほど老衰していたとは思わなかった。
最近その「石立鉄男アワー」以外で、彼をテレビで見たことはなかったが、きっと病気と闘っていたのだろう。

まだ64歳だったというから、役者としてはこれからじゃないか。
再び杉田かおると、『パパと呼ばないで』をやってくれることを望んでいたのに残念である。
何かひとつの時代が終わったような気がしてならない。


最近、スカパー!東映チャンネルで『素浪人月影兵庫』を見ている。
小学生の頃にテレビでやっていた時代劇で、主役の近衛十四郎が友だちのお父さんによく似ていたので、親近感がわき、その頃毎週欠かさず見ていたものだ。
その頃の時代劇というのは、けっこうシリアスなものが多かったが、『素浪人月影兵庫』やその後の『素浪人花山大吉』はコミカルな時代劇だった。
その面白さを覚えていたので、つい見てしまったわけだ。

普通の時代劇では、侍は「拙者、御主」と言うが、ここでは「わし、あんた」、この言い方に妙に親しみと新鮮みを感じる。
また、焼津の半次(品川隆二)との絶妙なやり取りに、改めて面白さを発見する。
主題歌や劇中の音楽なども見始めはすっかり忘れていたが、何度か聞いているうちに、記憶が蘇ってくる。
…など、そういった理由から、今は完全にハマってしまっている。

ところで、ぼくが小さい頃は、テレビで時代劇をよくやっていたものだ。
そのせいで、ぼくはけっこう時代劇ファンだった。
『隠密剣士』の大瀬康一に憧れ、『琴姫七変化』で松山容子を好きになり、『旅がらすくれないお仙』の大信田礼子に鼻の下を伸ばしていた記憶がある。

そういえば、その頃『水戸黄門』なんかもやっていたのだが、今の「人生楽ありゃ、苦もあるさ~♪」のシリーズではなく、三波春夫が主題歌を歌った月形龍之介主演のやつだった。
そのため、初めて東野英治郎の水戸黄門を見たときは、違和感を感じたものだった。

ぼくの時代劇好きはその後、中村敦夫の『木枯し紋次郎』、中村梅之助主演の『遠山の金さん』『伝七捕物帳』、藤田まことの『必殺シリーズ』まで続く。
必殺シリーズは20代までやっていたので、時代劇を見ていたのもその頃までだ。
その後は、あまりテレビで時代劇をやらなくなったし、ぼく自身がテレビを見なくなったせいもあって、時代劇は見なくなった。
もし『月影兵庫』のようなコミカルな時代劇をやってくれたら、必ず見るのになあ…。

さて話は戻るが、『素浪人月影兵庫』は毎週2話ずつやっているのだが、それを見終わった後に必ず見ている映画がある。
『新・日本の首領』で、これは近衛十四郎の息子松方弘樹が主演している。
演技のほうはよくわからないが、ちょっとしたしぐさなどは近衛とそっくりである


中学の頃、日曜日の午後にテレビでよくやっていた映画がある。
勝新太郎主演の『兵隊やくざ』シリーズである。
ぼくはこの映画が好きで、いつも見ていた。
規律の厳しい軍隊という枠に縛られずに、好き勝手やっていた大宮上等兵(勝新太郎)の行動が実に痛快だったのだ。
これは学校内でもけっこう評判になり、この映画を見てないと月曜日の話題について行けなかったものだ。

さてこの映画、モノクロだったせいで、その後はテレビでやらなくなった。
そういうことがあり、だんだんその映画の存在を忘れていった。
十数年前だったか、一度ビデオで発売されたことがある。
が、その時はさほど見たいとは思わなかった。

ところが最近、なぜか『兵隊やくざ』の夢を見るようになった。
別に自分が『兵隊やくざ』の中に登場しているわけではない。
その映画を見ている夢だ。
「何で今頃、『兵隊やくざ』の夢なんか見るのだろう?」
と不思議に思っていたら、その答がスカパー!の中にあった。
何気なく番組表を見ていると、そこに『兵隊やくざ』の文字を見つけた。
いつ放送するのだろうと調べてみると、27日と28日になっていた。
つまり一昨日と昨日で、シリーズ全作品を一挙放送するのだ。

「あの夢は、『この映画を見れ』という神様のお告げだったのかも知れん」
と、ぼくは全作品を録画することにした。
全部で9作だが、これを全部見たら何かいいことでもあるのだろうか?
とりあえず昨日と今日で1作ずつ計2作見たが、中学の頃を思い出しただけだった。


昨日は昼の12時から6時までの6時間、今日は12時から5時半まで、しっかりと見ました『結婚できない男』。
やはり何度見ても面白い。

これを放送していた頃(7月から9月)は、火曜日がくるのが楽しみだった。
いちおう録画はしていたが、なるべくリアルタイムで見るようにして、見終わってからすぐに録画分を見る。
それから何日か経ってから見る。
翌週の火曜日にもう一度見てから、その週の分を見ていたものだ。

なぜそんなことをしていたのかというと、このドラマ、内容だけでなく、小道具なども続きものになっていた。
そのため、前回や前々回を見て、そこに隠れている仕掛けを探す楽しみもあったわけだ。

しかし、リアルタイムでやっていた頃は、まさか年末にこんな形で見られるとは思ってなかった。
久しぶりに充実した年末だったといえるだろう。

ただ、一点だけ不満があるとしたら、最終話が二ヶ所カットされていたことだ。
余計なCMなど入れないで、全部見せてほしかった。


…ということで、今年の記事はこれでおしまいです。
よいお年を


毎年年末に、その年一番話題になったドラマを再放送をやることが多い。
で、今年はというと、フジ系はやはり『結婚できない男』だったようだ。
関東で25日から、関西では27日から再放送をやっているらしい。
全部で12話、どこも年内に終わらせるようだから、毎日2話から3話単位で再放送しているのだろう。

さて、こちらのフジ系TNCはというと…。
新聞のテレビ欄を見ては毎日落胆していた。
今週に入ってからは『山村美紗サスペンス』なんかやっているのだ。
いったい誰がそんな番組を見るのだろう。
そんなのはいつもやっているわけだし、せっかくの年末なんだから、もうちょっと気を利かせるべきだ。
他局(TBS系)は、ちゃんと『花より男子』の再放送をやっているのに、この差は何だろう。
やはり年末もスカパー!を見るしかないのか。
…などと、『結婚できない男』ファンのぼくは半分腐った気持ちでいた。

ところがである。
今日、嫁ブーがどこからか手に入れてきた週間番組表を見ていると、そこに『結婚できない男』の文字が見えたのだ。
おお、やるじゃないですか!
ちゃんと、こちらでも再放送をやることになっていたのだ。
それも何と30日と31日の二日間で。
30日は6時間、31日は5時間半、一挙に放送である。
最初からテレビガイドでも買っておいたら、腐らずにすんだわけだ。

これで何とか安心(?)したが、よく考えてみると、ぼくの場合、ついこの間DVDを見終わったばかりなので、特に見る必要もない。
しかし、こういうのは見ないと何か損するような気がするものだ。
そういうわけで、30日と31日は一挙に見ることにする。


(1)
この頃、マンガが映画化やドラマ化にされることが多い。
今やっているドラマでいえば『のだめカンタービレ』や『鉄板少女アカネ!!』 などがそうだし、ちょっと前では『花より男子』がそうだった。
こういうドラマは話の展開がいかにもマンガチックではあるが、かつての実写版と呼ばれた映画やドラマほどは荒唐無稽でなくなっている。

とはいえ、元がマンガだと知っているものだからから、どうしてもそれと比較してしまい、結局は「原作のほうがよかった」というふうになってしまう。
ということは、元がマンガだと知らずにその映画やドラマを見たとしたら、つまり先入観を持たずに見たとしたら、案外新鮮みがあって面白いかもしれない。

(2)
今日、スカパー!で『ガラスの脳』という映画をやっていた。
他に見るものがなかったので、しかたなくそれを見ていたのだが、これがけっこういい映画だった。
最近は日本映画が全盛だと言われているが、なるほどこういう映画をやっているのだからそう言われてもおかしくはない。
などと納得しながらその映画を見ているうちに、おかしなことに気づいた。
なぜかぼくは、この話の展開を知っているのだ。

その映画を見るのは初めてである。
ということは、かつて原作を読んでいるということだ。
しかし、いつどこで読んだのかという記憶が定かではない。
では、その原作が誰のものであるかというと、それも思い出せない。
ただ、それは小説ではない。
ということはマンガだ。

ぼくが読んだ範囲でこういう生命・病気・愛をテーマにしたマンガを描くマンガ家は、一人しかいない。
手塚治虫である。
そこで、新聞の束の中に埋もれていたスカパー!の本を引っぱり出し、原作者を調べてみた。
やはりそうだった。
だとすれば、原作は家にあるということだ。
と、探してみると、あった、あった。
これには感動した。

いい作品というのは、マンガだとか映画だとかいう枠に収まらないものなのだ。
いかにもマンガチックという作品も楽しいが、やはりぼくは枠に収まらない作品のほうが好きである。

(3)
これはマンガではないが、美空ひばりの大ヒット曲に『柔』という歌がある。
実はこれ、同名のドラマの主題歌として作られたものだったのだ。
現在はそうではないが、当時はドラマの主題歌などは、歌としてのランクが低く見向きもされなかった。
ところが、『柔』はそうではなかった。
作品のスケールが大きすぎて、ドラマのテーマソングという枠に収まらなかったのだ。
その結果が、その年のレコード大賞だった。


インターネットを始めて7年くらい経つが、これまでドラマのサイトを見ることなどほとんどなかった。
ところが『結婚できない男』が始まってからは毎週見るようになった。
次回の予告が見たいからである。
その際、掲示板などを見ているのだが、回を追うにつれ書き込みが多くなっている。
ぼくと同じ世代の人の書き込みも結構あるので、読んでいて面白い。

さて、そのサイトを見るのは予告と掲示板だけで、その他のコンテンツはあまり見ない。
映画のメイキングを見ないのと同じ心理で、見るのが面倒くさいのだ。

ところが、今日たまたま他のコンテンツを見ていると、意外なものを見つけた。
信介(阿部寛)が劇中で見ていたサイトである。
これを金田(高知東生)をやっていて、信介が笑っていたんだった。

ここでぼくは思った。
「これがあるくらいだから、当然あれもあるだろう」と。
さっそく調べてみると、やはりあった。
アトリエ・ヒロである。
残念ながら、先週の「ちょっとボーリングにこっています。」から更新してはいなかった。


ちょっとショックなことがあった。
先月17日の記事に「50代のキャンディーズを見てみたい」と書いたのだが、あの時ぼくはかなり期待を込めて、その文章を書いた。
ところが2日前、その期待が崩れ去るようなことを聞いたのだ。
何と50代どころか、この先永遠に再結成はありえないらしいというのだ。

毎週日曜日の夜10時30分から、福岡放送で『ナイトシャッフル』というバラエティ番組をやっている。
その番組では毎週ゲストを呼び、地元で評判の店などに連れて行くコーナーがあるのだが、今週のゲストが元キャンディーズの田中好子だった。

そのコ-ナーの中で、スーちゃんはキャンディーズ時代の裏話をしていた。
面白かったのは、地方でホテルに泊まるとき、いつも三人いっしょの部屋だったらしく、そのために、いつも寝る時間が少なかったというのだ。
いや、別におしゃべりするからという理由ではない。
原因は風呂である。
部屋内のバスルームは狭いから、当然三人いっしょには使えない。
そのため、一人一人順番に風呂に入らなければならない。
もちろん女性だから、毎日頭を洗ったりする。
だから一人当たりの使用時間がけっこう長くなる。
というわけで、寝る時間が少なかったらしいのだ。

さて、そういう話があったあと、ぼくが一番聞きたかった部分をキャスターが突っ込んだ。
「キャンディーズの復活はないんですか?」
「ありません!」
即座にスーちゃんは答えた。
そのあとに、あの時代だからキャンディーズでいられた、というようなことを言っていたが、それでぼくの夢は潰えたわけだ。

だがその理由は、一部で囁かれている不仲とかいうのではなさそうだ。
なぜなら、彼女たちは今でも三人で集まっていると言っていたからだ。
その中で、「この間もランちゃんの家に集まった」という話をしていたが、「そこに突然、水谷豊が現れた」というような現実的(?)なことを言っていた。

しかしスーも年を取ったなあ…。
何とそのロケ中に老眼鏡をかけていたのだ。
日曜劇場「誰よりもママを愛す」に出ているランも、以前に比べるとけこう老け顔になってきたし…。
まさか、そういうこともあって、復活を拒んでいるのではないだろうか。

まあ、確かに懐かしの歌謡曲のような番組を見ていると、かつてのアイドル歌手がえらく太っていたり老け込んだりしていて、見るのも忍びなくなる時がある。
それを考えると、残るミキの顔を見るのが恐い。
やはり、あの時代だからキャンディーズ…、なんだろうなあ。


BSでやっていたキャンディーズを見ていて、思わず涙を流してしまった。
一曲一曲に深い思い出があるもんだから、ついその時代に戻ってしまったのだ。
テレビ見て涙を流すなんて、何年ぶりだろう。

さて、今日その番組を見て、これまで曖昧だった記憶がはっきりしたことがある。
それはキャンディーズがデビューした年である。
初めてキャンディーズが『8時だよ!全員集合』に出た時、ちょうどぼくは見ていた。
「今度デビューしました『キャンディーズ』です」
と紹介していたのだが、それがいつのことか覚えてなかったのだ。

今日やっとそれが73年だとわかったわけである。
もちろん解散した日は、はっきり覚えている。
78年の4月4日だった。
何で覚えているかというと、ぼくはその数日後に上京したのだ。

上京してからすぐに秋葉原に行ったのだが、早くも解散コンサートの模様をテレビで流していた。
何気なくそれを見ていたが、よくよく考えてみると、テレビで映していたということは、フィルムではなくビデオを使っていたのだろう。
ということは、その頃すでにビデオデッキ売っていたということだ。

その時使っていたデッキは、おそらくVHSやベータ以前のUマチックだったと思う。
テープ幅が1インチと広いかったので画質はよかったのだが、いかんせんテープが異様に大きかった。
そのため、VHSやベータに取って代わられたのだろう。

Uマチックで、もう一つ覚えていることがある。
それは、チャンネルが回転式だった。
あの頃は「すごい!」と思って憧れの目で見ていたが、今それを見たとしたら「ダサい」と思うに違いない。

それはそうと、キャンディーズである。
解散して28年になるが、本当にもう再結成しないのだろうか?
10代のキャンディーズは充分に堪能したから、今度は50代のキャンディーズを見てみたい。
ランちゃんは知らないが、スーちゃんは今でもカラオケに行けば、キャンディーズの歌をうたっているらしい。
ということは、すぐにでも歌えるのではないだろうか。

彼女らは、「解散」したことで、青春を終わらせたのだろうか
もしかしたら、まだくすぶっているのではないだろうか。
青春は終わらせたらだめである。
一度でいいから、3人揃ってキャンディーズをやってほしい。


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